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【Linux】telnetコマンドの基本的な使い方とオプションについて解説

【Linux】telnetコマンドの基本的な使い方とオプションについて解説

皆さんは、Linuxコマンドの一つである「telnetコマンド」はご存知でしょうか?

telnetコマンドは簡単に言うと、他のコンピュターを遠隔で操作するためのLinuxコマンドです。

telnetコマンドはセキュリティ上の観点から使用が推奨されておらず、代わりにsshコマンドが現在主流となっており、使われる場面が少ないコマンドになりますが、設定がシンプルなためネットワーク系の勉強を始めたい人にとってはオススメのLinuxコマンドになります。

そこで今回は、telnetコマンドの基本的な使い方とオプションについて詳しく解説していきたいと思います。

 

 

telnetコマンドとは何か

telnetコマンドとは何か

先ほど、telnetコマンドは他のパソコンを遠隔操作するコマンドだと説明しましたが、どのように通信して、何ができるのかについて解説していきます。

まず、telnetコマンドはコマンドと言う名称ではありますが「telnet (テルネット)」と呼ばれるプロトコルを利用するソフトウェアのことを指しており、「Telnetクライアント」と「Telnetサーバー」とでポート番号の23番を使い通信を行います。

Telnetサーバーに接続する際は、基本的にユーザー名とパスワードを入力して認証を行います。

また、telnetコマンドを使うことによって、サーバー側の設定を変更したりなど多種多様なことが行えます。

ですが、telnetコマンドは通信が暗号化されておらず、平文(ひらぶん)でやりとりが行われるため、現在では通信内容が暗号化されるsshコマンドの利用が推奨されています。

ちなみに、telnetコマンドがどのような通信を行っているかについては、WireSharkなどのプロトコル解析ソフトを利用するれば簡単に内容を覗くことができますので、セキュリティの勉強にお役立てください。

 

Macでtelnetコマンドを使う方法

Macでtelnetコマンドを使う方法

Macでtelnetコマンドはデフォルトで使えないため、個別にインストールする必要があります。

その際に、パッケージ管理システムであるHome Brewを使うと便利ですので、導入しておきましょう。

詳しいインストール方法については、下記解説をご覧ください。

 

step
1
Home Brewのインストール

公式サイトのトップページにもある以下のコードをターミナルに入力して、Home Brewのインストールを開始します。

途中、「Press RETURN to continue or any other key to abort」と表示されますので、エンターキーを押して続行してください。

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

 

step
2
パスを追加する

Home Brewのインストールが完了したら、パスを追加する必要があります。

下記コードの「ユーザー名」の部分を自分のパソコンのユーザー名に変更して、実行してください。

echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> /Users/ユーザ名/.zprofile

 

step
3
telnetコマンドのインストール

Home Brewがインストールされたことを「brew -v」などと入力して確認した後、telnetコマンドのインストールを開始しましょう。

正しくインストールされていればHome Brewのバージョン情報が表示されます。

また、telnetコマンドは下記コマンドを実行するだけで、直ぐに使い始めることができます。

brew install telnet

 

Windowsでtelnetコマンドを使う方法

WindowsでTelnetを使う場合の設定方法

Windowsでもtelnetコマンドを使う方法がありますので解説していきます。

Macとでは設定方法が大きく異なりますが、コマンドなどを入力する必要がないため、簡単に使い始めることができます。

詳しい設定方法については下記解説をご覧ください。

 

Telnet Clientを有効にする

Telnet Clientを有効にする

Windowsでtelnetコマンドを使う場合は、「コントロールパネル > プログラム > プログラムの機能」と設定を進んでいき「Windowsの機能の有効化または無効化」のボタンを押して、「Windowsの機能」の画面から「Telnet Client」の項目にチェックを入れて「OK」を押すことでtelnetコマンドを直ぐに使い始めることができます。

 

telnetコマンドの使い方

telnetコマンドの使い方

telnetコマンドの使い方は非常にシンプルでして、「telnet [オプション] [ホスト] [ポート番号]」の形でサーバーを指定してアクセスを行います。

例えば、「192.168.1.1」のローカルIPでルーターに接続する場合は以下のように記述します。

この時、ルーターはTelnetサーバーを立てておく必要があります。

 

step
1
IPアドレスを入力

オプションもポート番号も入力していない、ホスト(ドメイン名 / IPアドレス)の情報だけでも、接続は可能です。

その場合はデフォルトで設定されている23番ポートに接続される形になります。

telnet 192.168.1.1

 

step
2
ユーザー認証

telnetコマンドを実行すると、ユーザー名とパスワードを入力するする画面が現れますので、認証を済ませることによって遠隔操作が可能になります。

Trying 192.168.1.1...
Connected to 192.168.1.1.
Escape character is '^]'.

OG410Xa (pts/2)


login   :
password:

 

対話モードでの実行方法

対話モードでの実行方法

telentコマンドは以下のように実行することで、対話モードに入ることができます。

対話モードとは、一行ごとにコマンドを実行して、文字通り対話するように入力結果が返ってくるコマンドの入力方式のことです。

 

step
1
対話モードを実行

対話モードに入るためには「telnet」とだけ入力してエンターキーを押しましょう。

telnet

 

step
2
対話モード開始

対話モードに入ると以下のように入力待ちの状態になります。

telnet>

 

対話モードで使える主なコマンド

openopen [IPアドレス]と入力することで、Telnetサーバーに接続することができます。
help入力可能なコマンドを表示します。
display現在の状態を表示します。
status現在の状態や接続状況を表示します。
close現在の接続を終了します。
quit対話モードを終了します。

 

telnetコマンドのオプション

-a自動でログインを行います。
-l事前にログインユーザー名を指定する。
-eエスケープ文字を指定します。

 

-a オプション

「-a」オプションを使った場合は、自動でログインが実行され、現在使っているクライアント側のユーザー名でログイン認証が行われます。

ですので、認証の際はパスワードのみの入力になります。

 

書式

telnet -a [ホスト]

 

実行例

telnet -a 192.168.1.1

 

-l オプション

「-l」オプションを使うことによって、事前にユーザー名を指定しておくことができます。

 

書式

telnet -l [ユーザー名] [ホスト]

 

実行例

telnet -l tom 192.168.1.1

 

-e オプション

「-e」オプションを使いエスケープ文字を設定しておけば、決めた文字を入力することで対話モードに移ることができます。

 

書式

telnet -e [エスケープ文字] [ホスト]

 

実行例

telnet -e ! 192.168.1.1

 

まとめ

今回はtelnetコマンドの基本的な使い方とオプションについて解説してきましたが、いかがでしたか?

telnetコマンドは、今ではほとんど使われることのないコマンドではありますが、ネットワーク関連の勉強をしたい人にとってはオススメできるコマンドです。

ちなみに、telnetコマンドの使い方を覚えたら、次はsshコマンドの学習に入ると良いでしょう。

それでは、皆さん良いネットワークライフを!

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