デジタルアーティストとして有名な「Beeple」さんはご存知ですか?
2021年のアメリカ時間3月11日にBeepleさんのNFTアートがオークションで6900万ドル(約75億円)の値を付けたことで彼の存在を初めて知ったという方も多いのではないでしょうか?
Beepleさんは「#everydays」という毎日絵を投稿する活動をしていることでも知られています。
彼のアートは多くの人に知られ有名になりましたが、実際にどんな人物であるかや作品がどのような意味を持つのかについてはあまり知られていません。
そこで今回はBeepleさんの経歴や作品について詳しく解説していきたいと思います。
Beepleとは何者か

BeepleさんはEverydaysプロジェクトで描いているアート以外にも「VJループ、短編映像、VR / AR」などの様々なアートワークを手掛けています。
肩書きはグラフィックデザイナーですが、デジタルアーティストでもありアニメーターでもあります。
Beepleさんの作品は3Dで描かれる幻想的でサイバーパンクのような作風が特徴で、ときおり社会的に影響力のあるキャラクター・人物・企業などをモチーフにした作品の制作もされています。
また、彼のVJループなどの一部の作品はCCライセンスになっており素材の再利用などが認められています。
Beepleのプロフィールとアート作品
| 顔写真 |
|
|---|---|
| 活動名 | Beeple (BeepleCrap) |
| 本名 | Mike Winkelmann (マイク・ヴィンケルマン) |
| 国籍 | アメリカ |
| 生年月日 | 1981年6月20日 |
| 年齢 | |
| ホームページ | |
| https://www.instagram.com/beeple_crap/ | |
| Youtube | https://www.youtube.com/beeple |
| @beeple | |
| Tumblr | https://beeple.tumblr.com/ |
| Behance | https://www.behance.net/beeple |
| https://www.facebook.com/beeple | |
| Opensea | https://opensea.io/beeple |
Everydays
| YEAR OF THE DOG |
| EMOJI WARFARE |
| SPACEWALK |
VJループ
| DVDE | |
| gerschwinn | |
| glass ladder |
Beeple作品の著作権

Beepleさんが作成したVJループはCCライセンスのもとにリリースされており、商用利用・否商用利用の両方で使うことができます。
ただし音声の権利はそれぞれの所有者が保持しているので、念のため動画のオーディをクレジットを確認しておくことをオススメします。
無償で提供されているVJループの動画はBeepleさんの公式サイトか、「VJ CLIPS」から見たりダウンロードすることが可能です。
Beepleの経歴
| 幼少期 | ヴィンケルマンは1981年6月20日にアメリカのウィスコンシン州ノースフォンドデュラックに生まれます。 父は電気技師、母はシニアセンターで働く仕事をしていました。 |
|---|---|
| 大学時代 | ヴィンケルマンはインディアナ州にある「パデュー大学」のコンピューターサイエンス科を専攻し2003年に卒業しました。 |
| Everydaysプロジェクト開始 | 2007年5月1日から毎日作品を制作する「#everydays」を開始するようになります。 |
| NFT販売開始 | 2020年2月にNFT作品の販売を開始します。 その後、2021年3月11日に「Everydays」の5000日分のコラージュ作品であるNFTがオークションで6900万ドル(約75億円)の値を付けました。 |
まとめ
Beepleさんの経歴や作品について解説してきましたが、いかがでしたか?
著名なアーティストにもかかわらず作品をCCライセンスで公開されているのは素晴らしいですね。
ちなみにVJの分野ではリアルタイムに映像を描画する技術もありますので、興味のある方は「TouchDesigner」というソフトを検索してみてください。
今回の記事がデジタルアートやVJに興味がある人や、これから挑戦してみようと思っている方に参考になれば幸いです。それでは、皆さん良いアートライフを!
