「https://bitly.com/」でアクセスできるbitly (ビットリー) と呼ばれるサービスはご存知でしょうか?
bitlyは短縮URLを作成ツールでして、長すぎるURLを短いURLに変換してくれる機能を備えています。
主な利用場面としては、メールやSMSで長すぎたURLをコンパクトにして添付する際などに使われます。
仕事でなくても日常で、様々なURLに触れる機会があるかと思いますので、bitlyの使い方を知っておくことによって、様々な場面で役立てることができるでしょう。
そこで今回は、bitlyで短縮URL作成するための詳しい方法について解説していきたいと思います。
bitly (ビットリー) とは何か
bitly (ビットリー) は「bitly Inc」が提供する短縮URL作成サービスでして、URLを短くする以外にもリンクの効果測定やAPIなどの利用が可能になっています。
過去には同じような短縮URL作成ツールとして「j.mp」とうサービスがありましたが、現在はbitlyとして統合されているようです。
サービス提供を始めた当初、Twitter社がbitlyの短縮URLを採用したことでユーザー数を伸ばし、数ある短縮URL作成ツールの中でも圧倒的なシェアを誇るようになりました。
ただし現在、Twitter社は独自の短縮URLに移行しています。
サービスを開始したのが2009年頃のことなので、長年サービス提供が行われている、信頼性の高い短縮URL作成ツールになります。
運営会社
名称 | bitly Inc |
---|---|
設立 | 2008年 |
CEO | Mark Josephson |
@bitly | |
@bitly | |
https://www.linkedin.com/company/bitly/ | |
https://www.facebook.com/bitly | |
Youtube | https://www.youtube.com/channel/UCXqBik7fDW6jzp9PBXwiIQQ |
bitly (ビットリー) の使い方
bitly (ビットリー) で短縮URLを作成するのは無料会員でも可能ですが、人によっては効果測定のやり方や、APIの利用方法についても知りたいかと思いますので、そちらも合わせて紹介していきたいと思います。
詳しい使い方については、下記解説をご覧ください。
短縮URLの作成方法
今回は「https://yahoo.co.jp」のURLをbitlyを使って「https://bit.ly/2TItk3X」の形に変換したいと思います。
試しに「短縮URL展開ツール」を使ってみれば分かりますが、ちゃんと元URLが「https://yahoo.co.jp」になっていることが確認できます。
step
1変換前のURLをコピーする
今回の場合YahooトップのURLを短縮しますので、URLの入力欄からアドレスをコピーしておきましょう。
step
2bitlyでURLを短縮させる
先ほどコピーしたURLを「https://bitly.com/」のトップにある「Shorten your link」とあるフォームに入力して、「Shorten」ボタンを押すだけで短縮URLを作成してくれます。
step
3作成したURLをコピーする
その後短縮URLの作成が完了すると、「Copy」ボタンが現れますので、押してクリップボードにコピーしておきましょう。
作成した短縮URLの効果測定方法
bitlyでは作成した短縮URLのパフォーマンスを調べるための分析ツールを無料で使うことができます。
このツール使うことによって、流入元の確認や地域、クリック数などを計測することが可能になります。
step
1無料プランを選択
「Sign up Free」のページにアクセスしてフリープランの列にある「Get Started」ボタンを押しましょう。
step
2アカウントの作成
アカウント作成ページに飛びますので、Googleアカウントでユーザー登録を済ませましょう。
step
3管理画面
アカウントが作成できたら、管理画面に飛びます。
この画面で短縮URLの作成と計測を同時に行うことができるようになっています。
計測結果は左上の数字表記とグラフの両方で確認することができます。
APIの使い方
bitlyでは様々なAPIを利用することができます。
その一つとして、短縮URLを作成できるWebAPIの使い方について解説します。
step
1アカウントの作成
既にアクセス解析用のアカウントを作成している方は、2つのステップは飛ばしてください。
まだ、アカウントを作成していない場合は「Integrations & API」へアクセスして「Get Started」ボタンを押しましょう。
step
2無料プランを選択
APIは無料版が用意されていますので、フリープランの列にある「Get Started」ボタンを押しましょう。
step
3ユーザー登録
アカウント作成用の画面に飛ぶので、Googleアカウントを使いユーザー登録を完了させましょう。
既にアカウント持っている場合は「Login」ボタンを押してください。
step
4アクセストークンの作成と利用
ログインが完了すると管理画面に飛びますので、アカウント名が書かれたプルダウンメニューを開いて「Profile Settings > Generic Access Token」という順にクリックしていき、アクセストークンを作成しましょう。
作成し終わると、以下のようにトークンと短くしたいURLを与えることで短縮URLを得ることができます。
また、その他の詳しいAPIの仕様については「Bitly API Reference」ページを参考にしてください。
https://api-ssl.bitly.com/v3/shorten?access_token={アクセストークン}&longUrl={短くしたいURL}
まとめ
今回はbitly (ビットリー) で短縮URLを作成する方法について解説してきましたが、いかがでしたか?
短縮URL作成ツールは、長いURLをコンパクトにしくれるので様々な場面で役に立つことが期待できますが、飛び先のURLが分からなくなってしまうという特徴上、メールやSMSを用いた詐欺に使われることもケースもありますので、注意しておきましょう。
ちなみに飛び先の分からない短縮URLであっても「短縮URL展開ツール」というサービスがありますので、もしも怪しい短縮URLが添付されたメールやSMSに遭遇した際には、利用してみることをオススメします。
それでは皆さん、くれぐれも詐欺にはお気をつけくださいね!