Metaの画像生成AI「Imagine」がWebから使える「Imagine With Meta AI」が公開されましたね。
この画像生成サービスですが、今のところ無料で利用することができるようです。
しかし、利用できる国が限定されているようで、通常のやり方では日本から使うことはできません。
そこで今回は、日本に居ながらでもImagineを無料で使う方法について解説したいと思います。
関連サービス
Imagineとは
「Imagine」とは、Metaが提供する画像生成AIのことです。
Imagineは、AIアシスタント「Meta AI」の画像生成機能としても利用されており、基盤には「Emu」のテクノロジーが使われています。
2023年12月には「Imagine」を無料で使えるサービスとして「Imagine With Meta AI」が公開されています。
尚、このサービスを利用するにはMetaのアカウントを作った上でアクセスする必要があります。
画像生成のクオリティ
上の画像は、「Imagine With Meta AI」を使った時の生成結果がです。
今回はプロンプトに「fairy, princess cut hair, takoyaki, relax, high quality, full color, illust」(妖精、姫カット、たこ焼き、リラックス、高品質、フルカラー、イラスト)と記入しています。
姫カットは再現されていませんが、それ以外はしっかりと再現されていて精度の高さが伺えます。
ポイントとしては、プロンプトに「illust」と記入してあげることで、出力される画像を手書きイラストのタッチに寄せている点です。
もし、リアリティ感を出したい場合は「real image」「real illust」などと書くと良いでしょう。
ちなみに、プロンプトは「イラストお題ルーレット」と言うサービスで自動生成ものを使いました。
Metaの画像生成AIを日本で使う方法
記事作成時点では、上記の画像のように「お住まいの地域では利用できません」と表示されてしまいます。
これは、日本向けではなく米国向けのサービスとして提供が始まったためです。
ですが、日本に居ながらでもIPアドレスを米国のものに変えることで、簡単に利用できるようになります。
「VPN Free - Betternet Unlimited VPN Proxy」をChromeに追加
IPアドレスを米国のものに変更するには、Chromeに「VPN Free - Betternet Unlimited VPN Proxy」と言うアドオンを追加する必要があります。
このアドオンを使えば、ChromeでIPアドレスを簡単に変更することができます。
今回のようにアクセス可能な国を限定しているWebサイトを使う際に便利です。
「United States」を選択する
追加しただけでは、IPアドレスは変更されないので、アドオンのアイコンを押して「CONNECT」ボタンを押す必要があります(デフォルトで米国が選択されています)
アドオンのマークが青色になれば、次に「Imagine With Meta AI」のページをリロードすることで、日本に居ながらでも利用できるようになります。
まとめ
ここまで、Imagineを日本に居ながら利用する方法について解説しました。
他の無料で使える画像生成AIと比べると、生成速度や精度もダントツで高く感じがしませんでしたか?
まだ、利用されていない方はChromeにアドオンを追加して試してみてくださいね。