「Google パブリックDNS」と言うサービスは、ご存じですか?
実はスマホでもこのDNSサービスを使うことができるのです。
そこで今回は、Android・iOSの両方でGoogle パブリックDNSを設定する方法について解説します。
DNSサーバーとは何か?
DNSサーバーとは、ホームページなどにアクセスする際に打ち込む「google.com」などのドメイン名をIPアドレスに変換するための仕組みを提供してくれるサーバーのことです。
通常は加入しているプロパイダーのDNSが自動で割り当てられており、何も設定しなくてもウェブブラウジングを行うことができます。
GoogleパブリックDNSとは何か?
GoogleパブリックDNSとは、「Google」が提供している無料のDNSサーバーのことです。
GoogleパブリックDNSを使用することで、高速なブラウジング体験を実現させると共にセキュリティも向上させることが出来るとされています。
また、GoogleパブリックDNSのIPv4アドレスは「8.8.8.8」「8.8.4.4」の2つが用意されています。
GoogleパブリックDNSのホスト名
GoogleパブリックDNSのホスト名は「dns.google」です。
GoogleパブリックDNSのIPv6アドレス
省略バージョン |
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8つのフィールドに入力が必要な場合 |
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AndroidでGoogleパブリックDNSを使う方法
アプリ一覧から「設定」アプリのアイコンをタップします。
※Androidのバージョンや機種によって操作が少し異なる場合があります
設定画面に移ったら「接続」の欄をタップします。
接続の画面に移ったら「その他の接続設定」をタップします。
次に「プライベートDNS」をタップします。
プライベートDNSの設定を「プライベートDNSプロバイダのホスト名」に切り替えて「dns.google」と入力した後に「保存」を押してください。
これで、Google パブリックDNSが使えるようになります。
iOS (iPhone) でGoogleパブリックDNSを使う方法
まずは「設定」アプリを開きます。
※iOSのバージョンやiPhoneのモデルによって操作が少し異なる場合があります
設定画面に移ったら「Wi-Fi」の欄をタップします。
Wi-Fiの画面に移ったら、現在使用しているネットワークの欄の側にある「i」ボタンをタップします。
現在使用中のネットワークの設定が行える画面に移ります。
その画面をスクロールすると、DNSの設定が行える箇所がありますので「DNSを構成」をタップしてください。
次に「手動」のボタンを押して、「サーバを追加」を押します。
ここで、GoogleパブリックDNSのIPv4アドレスである「8.8.8.8」を入力してください。
最後に2個目のアドレスである「8.8.4.4」を入力して、「保存」のボタンを押します。
これで、Google パブリックDNSが使えるようになります。
まとめ
Google パブリックDNSをスマホで使うための設定方法について解説してみましたが、上手くできましたか?
今回の記事が、DNSの設定の仕方が分からず困っている方の参考になれば幸いです。
それでは、快適なウェブブラウジングを楽しんでくださいね!