皆さんは、アメリカのテキサス州で毎日目撃されている「発光現象」はご存知ですか?
一部の人の間では、UFOや幽霊などの超常現象や「車のライトでは?」などとも言われていますが、実際はどうなのか、とても気になりますね。
この発光現象は、「マーファライト」と呼ばれており、火の玉のような光が上空に出現します。
今日まで、この現象については様々な科学実験や調査が行われておりますので、それらのデータにも触れながら、マーファライトの正体や発生原因について詳しく解説していきたいと思います。
マーファライトとは何か?どう言う意味?

「マーファライト (Marfa lights)」とはアメリカのテキサス州にある、周りを荒野に囲まれた「マーファ」と言う町の上空で見ることのできる発光現象であり、1883年に白人が入植し始めた頃から目撃談がほぼ毎日確認されています。
マーファライトの特徴として、バッスケットボール大の大きさと言われていますが、目撃談によって差があったり、色合いも一般的に言われている青白以外にもオレンジ色や緑色といった様々なパターンがあります。
マーファライトの発生場所は通称「ミッチェル・フラット」と呼ばれており、マーファの町東南30km地点に存在しまして、目撃場所として有名な国道67号・90号付近には専用の展望台 (ビューポイント) があります。
ちなみに、マーファの町では毎年「マーファライト・フェスティバル」と言ったお祭りが開かれていたり、マーファライト以外にも様々なアート作品 (代表例:プラダ・マーファ) が点在していることでも有名です。
マーファライトの情報一覧
| マーファライトの画像 | |
|---|---|
| マーファライトの動画 | |
| ビューポイント (観察できる展望台) | |
| 目撃ポイント | 国道67号・国道90号沿い |
| 光の発生場所 | ミッチェル・フラット (アメリカのテキサス州マーファ南東30km地点) |
| 最古の目撃記録 | ロバート・エリソン氏の目撃談 (1883年) |
| 取り上げられた日本の番組名 |
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| 調査に携わった人物・団体 |
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マーファライトの再現実験
「大槻義彦教授 (早稲田大学理工学部)」達のチームによるマーファライト (発光体) の再現実験では、以下の手順を踏むことによって現象の再現を最大1.5秒実現しています。
- 実験を観測するための透明で大きな四角い容器を用意する
- 容器の中に氷を入れて逆転層状態を作る (暖気が上になり冷気が下になる状態)
- 容器にエアロゾルを入れる (空気中の見えない埃などの微粒子)
- 容器内部に高電圧の電気を走らせる
マーファライトの観測に使用した機器
1988年頃にミッチェル・フラットで行われた大槻教授達のマーファライト観測では、以下のような様々な機器を使用して発光現象の細かい分析を行いました。
- 地電圧計
- ガス検知機
- ガイガーカウンター (放射線測定器)
- 温湿度計
- 粉塵測定器
- 高感度赤外線カメラ
- スチールカメラ
- ビデオカメラ
- バルーン (上空の温度計測を行い逆転層状態の確認に使用)
マーファライトの正体は雷?車のヘッドライト?

マーファライトの正体として雷や車のヘッドライトなどが挙げられていますが、そのどちらでもありません。
確かにマーファライトが目撃される地域の特徴として雷が多いことなどが挙げられますが、実際に見えている発光体は雷そのものではなく、雷が放つ電波の影響によって起こる、周りの大気のプラズマ化が原因だと言われています。
そして、もう一方の「車のヘッドライト」ですが、こちらも1988年頃に行われた大槻教授達のマーファライトと車のライトとを比較して画像のベクトル解析をした結果 (マーファライトは色レベルが低い) で大きな違いがあることが判明しています。
マーファライトが起こる原因の真相

マーファライトが起こる原因として最後に考えられることは「ルーミング現象 (Looming)」と呼ばれる蜃気楼のような現象です。
このルーミング現象は空気の逆転層が起きた時に発生しやすく、昼夜で温湿の変化が激しいミッチェル・フラットではこの条件を十分満たしています。
このように一定の条件を満たすことで、地上付近の建物などの光が空気層に入り込みことで鏡のように反射して発光体が上空に浮かび上がっているように見えるのです。
ちなみに、マーファライトが同時に複数目撃されるパターンは、いくでにも折り重なった空気層が多重反射を繰り返した結果だと言うことです (1988年頃に行われた大槻教授達の調査)
マーファライト目撃に関するSNS上での反応
マーファライトより星空が、カメラ画像荒いのにこんなに映っててすごい。肉眼だともっとすごいんだろうねえ行ってみたいわあ#何だコレミステリー
— おしょうゆ (@YKkvcgCkA4fKiKq) June 2, 2021
マーファライトってどうせ米軍の訓練やろ!!!!!
— ケイティ._. (@keitotototototo) June 2, 2021
今夜の何だこれ?ミステリーで、テキサス州のマーファライトをやるのか。
あれは、オイラが中学生くらいの頃30年以上前にやってたような。
普通に自動車のヘッドライトって思ってたけど🤣🤣🤣— ドンちゃん 🇯🇵 (@motoichi2) June 1, 2021
マーファライト
又の名をマーファミステリーライト
と呼ぶらしく
1800年代以降地元の牧場主、
先住民によって目撃の報告が
あるらしい
それにしても謎やな、、#何だコレ!?ミステリー— 👽Takab!-👽 (@TakabiMusiclove) June 2, 2021
マーファライトの火の玉現象ってかなり胸熱
— yady (@yady_76) April 21, 2013
マーファライト、20年ぶりくらいに聞いた気がする笑
— みさご (misago) (@misago_eighth) June 1, 2021
マーファライトのお話しとか、懐かしいな まだ言われてるんだv
— ててこ (@tytykosan) June 2, 2021
ふと,砂漠で火の玉観測の某マーファライトの教授を思い出した。
— ぱららん (@pararan) June 13, 2010
まとめ
今回はマーファライトについて現状分かっている情報についてまとめてみました。
ちなみに、今回は深く触れませんでしたが、同じテキサス州のサラトガと言う地域のゴーストロードと呼ばれる場所でも同じような発光現象 (通称:ゴーストライト) が確認されており、マーファライトと多くの共通点があります。
例えば、同じ北緯30度付近に位置している地域ということであったり、太陽からの電磁波が多い3月に発生が集中していたり、太陽の黒点数と発生回数に相関関係が見られるなどです。
これらのことから、ゴーストライトを調べることによってマーファライト研究にも何かしらのさらなる進展があることでしょう。
