方言の「のて」とは?
「のて」は、長野県の方言 (松本弁) で「だらしない、不器用」などの意味があります。
また、「のてっぽ」とした場合は、「だらしない人、怠け者」などの意味になります。
ちなみに「のて」は、相手を完全に否定するのではなく、少しまろやかなニュアンスで使われます。
「のて」に似ている長野の方言
「のて」と似た意味の方言として「ずくなし」と言う言葉があります。
「ずく」は、やる気や根性のこと表すため、「なし」と続けた場合は、「根性なし、面倒くさがり、ぐうたら、役立たず、怠け者」などの強い否定的な意味になります。
方言としては「のて」よりも、「ずくなし」の方が一般的に使われています。
「のて」「のてっぽ」の使い方
- 「あの子は のて だから、大目に見てやろう」
- 「あなたはの服装は のてっぽ に見える」
「あの子は のて だから、大目に見てやろう」の意味
あの子は不器用だから、大目に見てやろう。
「あなたはの服装は のてっぽ に見える」の意味
あなたの服装はダラシないように見える。