家で宅配を待っていたのに荷物が届かなかったのでポストを確認してみると、「ご不在連絡票」が入っていたという経験はありませんか?
不在票に書いてある配達日時を見ると、絶対に家にいた時間になっているし、なにより訪問の時にインターホンが鳴らされないなんて「何故?」と思う気持ちと同時に怒りすら感じてしまいますよね。
普通であれば、配達員が不在票だけを入れて去って行くなんて考えられない話です。
そこで今回は、インターホンを鳴らさずに不在票が入れられている理由について解説していきます。
配達員が不在連絡票を入れていく、そもそもの理由
配達業者が不在票を入れて行くのは、受取人の人が在宅していないと判断された場合や、荷物の受け取りが直ぐにできないと判断された場合です。
また、在宅していたとしても呼び鈴が鳴って玄関に出て行くまでに時間がかかっていたり、家の中の物音や足音が配達員に聞こえていないと不在票を入れられてしまいます。
ちなみに、1度インターホンを押して家の中から反応がなかったとしても、2度押すか大体30秒~1分くらいは玄関の前で受取人が出てくるのを待っています。
その間に何も反応がなければ不在票を書いてポストに入れます。
インターホンが押されていないのに不在票が入っている理由
配達物が溢れるこのご時世なので、受取人に嫌がらせをするために配達をしなかったり、配達時間が遅れたからインターホンを押さずに不在票だけを入れることは、時間と労力や燃料代が無駄にかかるので配達員にとって基本的にメリットはありません。
ですが、2021年3月14日に発覚した日本郵便に勤めるアルバイトの配達員の事件で、「届けるのが面倒だった」と言う理由で801点もの荷物を空き家に隠したりしていたり、2016年12月6日に起こった佐川急便に勤める正社員の配達員の事件で、「イライラしていた」と言う理由で荷物を投げていた事例もありますので、全ての配達員が真面目に仕事をしているとは限りません。
また、インターホンが押されずに不在票が入っている理由として、受け取り側のミスもいくつか考えられるますので、以下から確認してみましょう。
- イヤホンを付けていてインターホンの音に気づかなかった
- 洗濯機やシャワーなどの生活音でインターホンの音がかき消されていた
- インターホンが故障していた
- インターホンの電池が切れていた
- インターホンが押された時間に寝てしまっていた
自宅のインターホンが押されたかを確認する方法
チャイムなどの呼び鈴だけが鳴るものは確認することができませんが、カメラがついているインターホンは基本的にボタンが押された時の画像が記録されるようになっています。
ですので、記録されている画像の直近の日時を確認してみてください。
もしも、画像が記録されていない場合は配達員がインターホンをしっかりと押せていなかったか、意図的に押されていない場合も考えられます。
どちらにせよ「画像が記録されていない = インターホンが押されていない」ので、配達者側のミスで不在票だけが入れられていたことを配送会社に電話で伝えてみると良いでしょう。
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まとめ
今回は、家にいるのに不在票が入れられている理由について解説してみました?
ひとまずクレームを入れる前に、ご自宅のインターホンの録画を確認したり自分自身に落ち度はなかったかを確認してみてくださいね。
それでも、落ち度がないと判断された場合は、最悪のケースとして荷物が盗まれた可能性も考えられますので、直ぐにコールセンターに連絡を入れてください。