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【人生終了ではない!】アスペルガー (ASD) の特徴があっても人生がハードにならない生き方

【人生終了ではない!】アスペルガー (ASD) の特徴があっても人生がハードにならない生き方

アスペルガー (ASD) の特徴を持っていると人間関係が上手くいかないことが多々あるかと思います。

社会生活を送る以上は、人同士のコミュニケーションがあらゆる場面で発生するため、人間関係をゼロにて生きることは出来ません。

しかし、アスペルガー (ASD) はコミュニケーションや人間関係に悪影響が出やすい障害のため、一般社会に適応しずらく多くの場面で不利な状況に陥ってしまいがちです。

特に仕事が上手くこなせないため「人生終了」「人生詰んだ」と感じている当事者が多くいます。

そこで今回は、アスペルガー (ASD) の特徴があっても人生ハードモードにならずに幸せに生きる方法について、分かりやすく解説していきたいと思います。

 

 

アスペルガー (ASD) の特徴があると人生がハードになる理由

アスペルガー (ASD) の特徴があると人生がハードになる理由

アスペルガー (ASD) は「自閉症スペクトラム症」とも呼ばれる発達障害の一つに分類される先天性の脳の障害であり、他人の気持ちを察することが苦手であったり、偏った思考や興味を持つなどの特徴があるため、共感力や協調性に乏しくなってしまい、他人と正常なコミュニケーションを取ることが難しくなります。

特徴が強く出ている場合は障害に気づきやすく、早期の支援を受けられる場合が多いですが、弱〜中程度しか特徴が出ていないグレーゾーンの人は障害であることに気づきにくく認定もされずらいため、適切なタイミングで支援を受けることが難しくなる傾向にあります。

そのため、失敗が積み重なってしまい徐々に人生がハードになってしまうわけです。

具体的には以下の要素が原因だと考えられます。

  1. 家族の仲が悪くなりやすい
  2. 友達を作ることが難しい
  3. 仕事が上手くいかず貧乏になりやすい

 

家族の仲が悪くなりやすい

家族の仲が悪くなりやすい

アスペルガー (ASD) の特徴があると、家族同士でも正しくコミュニケーションを取ることが難しいため、親が毒親状態になってしまい過干渉や精神的・肉体的な虐待を受ける可能性が高まります。

毒親に侵されてしまった子供は、成長の過程で得られるはずだった経験が不足してしまい、大人になってから再度経験を積み直す必要が出てきてしまいます。

このため普通の家庭で育った人とは感覚が合いづらくなってしまったり、適切な愛情を受けられなかったので他人との正しい接し方がさらに分かりづらくなるのです。

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友達を作ることが難しい

友達を作ることが難しい

特定のことにのみ強い関心を持ちやすいため、周りの人達と共感できることが少なくなり、距離ができてしまうことで友達ができにくい状態になってしまうことが考えられます。

友達がいない期間が長くなるほど人間関係の形成方法が分からなくなってしまい、人と接すること自体に苦手意識を持つようになり、さらに自分の殻に閉じこもるようになってしまいます。

最悪の場合、いじめに遭ってしまい引きこもりや鬱状態になってしまうことも考えられます。

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仕事が上手くいかず貧乏になりやすい

仕事が上手くいかず貧乏になりやすい

仕事上のコミュニケーションで指示の認識が間違っていたり、確認漏れなどによってミスを連発してしまうため、失業してしまったり単純で低収入の仕事にしか就けなくなってしまいます。

このため、お金が貯まりづらくなり常に貧乏な生活を送ることになってしまうわけです。

特に男性の場合は、収入が低いと生活をするだけで精一杯になり遊ぶことも出来ませんし、女性と恋愛をすることも難しくなり、自信を失うことにも繋がります。

また、家族や友達など周りに相談できる人が少ないため状況が悪化しやすい傾向にあります。

 

アスペルガー (ASD) の特徴があっても幸せに生きる方法

アスペルガー (ASD) の特徴があっても幸せに生きる方法

アスペルガー (ASD) の特徴があるとコミュニケーションが苦手になるので社会的に不利になるケースが多いように感じますが、国の制度を上手く活用すれば生活基盤を固めて収入を上げるためのチャンスが得られますしお金が安定して手に入ればパートナーを見つけて結婚するという道も開けます。

そのためには以下の順序に沿って行動していく必要があります。

  1. 検査を受けて障がい者手帳を取得する
  2. 就労移行支援事業所に通う
  3. 生活保護を受ける
  4. 個人で出来る仕事を見つけて収入を得られるようにする

 

検査を受けて障がい者手帳を取得する

検査を受けて障がい者手帳を取得する

「障がい者手帳 (精神障害者保健福祉手帳)」を取得するためには精神科・心療内科で発達障害の検査と医師から診察を受けて診断書を書いてもらう必要があります。

その後、診断書を役場に提出することで障がい者手帳の取得ができ、様々な社会保障制度を受けることが出来るようになります。

ちなみに、受診する病院は必ず「大人の発達障害」について診てもらえる場所を選びましょう。

そうしないと、普通の精神科・心療内科では「発達障害じゃない」と誤診されてしまう可能性が高いです。

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就労移行支援事業所に通う

就労移行支援事業所に通う

就労移行支援事業所とは障がい者が就労するための技能習得をサポートをしてくれる事業所のことあり、最大2~3年間在籍することが出来ます。

事業所によって特色があるので、できるだけIT関連に詳しい支援員さんがいて、かつ作業を自由にすることが許されている場所を選びましょう。

ちなみに、「就労継続支援」と言う似た言葉もありますが、こちらは事業所と雇用契約を結んで働くことになりますので、間違わないように注意しましょう。

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生活保護を受ける

生活保護を受ける

生活保護と聞くと抵抗を感じるかもしれませんが、生活を立て直すためには、ある程度の暇な時間とお金に悩まずに済む精神的な余裕が必要になります。

なので、受けられる制度は将来のために全て活用していきましょう。

また、一人で窓口に行くと水際作戦によって申請を拒否されてしまうので、就労移行支援事業所のサービス管理責任者などについて来てもらいましょう。

ちなみに、就労移行支援は働きながら利用することが出来ないので、生活保護を受けることに関して事業所の方は詳しいですし色々な配慮もしてくれるはずです。

 

個人で出来る仕事を見つけて収入を得られるようにする

個人で出来る仕事を見つけて収入を得られるようにする

就労移行支援事業所の通っていることで役所のケースワーカーや世間からの「働け圧力」を2〜3年間抑えておくことが出来るので、その間に毎日の暇な時間を活用して将来の収入源になる仕事を見つけ出して、ある程度軌道に乗せておく必要があります。

この時の仕事を見つけるポイントはネットで個人で出来るビジネスを探す事です。

もしも、特技があればそれに越した事はないですが、そうでない場合はYoutubeで有名な人の切り抜き動画を投稿するチャンネルをいくつも量産するか、時事ネタを面白く解説するYoutubeチャンネルを作るのがオススメです。

 

まとめ

今回はアスペルガー (ASD) の特性を持った人が幸せに生きる方法について解説してみました。

いくつかステップを踏む必要があるため多少の手間はかかりますが、将来のために始めていきましょう。

ビジネスが上手くいかず苦しむこともあるかもしれませんが、常に冷静に考えて分析しながら少しづつ前に進むようにしてくださいね。

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